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【CEOブログ】徒然なるポートランドの夜

ポートランド3日目。

朝は大好きな場所、フォレストパークをランニング。
降りしきる雨の中、無理やり社員を道連れにしてしまいました(^^)

 

 

午後からは、こっちを拠点にする、ある大切な友人とロングミーティング。

 

彼は元来日本の創造力を高く評価している、僕が尊敬する人物。
でも一方、彼に会うといつも日本の未来に対して問題提起を投げ掛けてくる。

 

彼曰く、日本の企業にはクリエイティブの側面から
意思決定出来るリーダーが圧倒的に不足しており、
その第一の原因は情報不足による平和ボケだと強烈に指摘する。

 

本来クリエイティブマインドこそ新しい価値を生み出す源泉。

 

しかし、定数的評価や判断がしにくい為、リスク管理という理由のもと、
チャレンジし難い環境に日本はどんどん追い込まれているのではないか。。

 

こっちにくると、いかに日本社会がチャレンジしない、やらない理由に満ち溢れ、
結果若手人材の可能性を閉じてしまっている閉塞感あるものかが良くわかる。

 

情報不足。。。
インターネットの時代に情報不足は無いだろうと思われるかもしれない。

 

でも、、、
真の情報とは、体験のこと。
体験は、持ち運べない。
だから若いうちに、世界を体験しなければならない。。。

 

体感こそが、クリエイティブなアイデアの源泉なのだ。

 

ポートランドの人々は、
仕事を、人生を、人間関係を、
思い切り自分の為に体感し、楽しんでいる。
だからこそ、人に優しく、仕事のクオリティにも真剣になれるのだと感じる。

 

どれだけ仕事してるかを他人にアピールしても、創造的な価値は何も生み出せない。

 

他の誰でもない、オンリーワンの自分の仕事、自分の人生にこだわってやる!!
そんな気概と共に、この街は、とてもクリエイションとイノベーションに満ち溢れている。

 

街のキャッチフレーズ
Keep Weird(バカちんでいこう)
Wiredじゃないすよ(・_・;

 

この街がそんなキャッチフレーズであることを、もしバカにして笑う人がいるならば、
それこそ愚かなことだろう。

 

これから街や地域は、創造的に独創性を競う時代になるのだから。

 

ポートランドは徹底的に人に快適であることにこだわった結果、
世界でも有数の独創性を持つ街に変貌した。

 

僕は少なくとも、これからも、仕事も人生も旅をしながら、weirdに生きようと思う。

 

そんなことを徒然に思うポートランドの夜。。
おやすみなさいzzz。

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