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54歳の所信表明

少し長くなりますが、ご容赦ください。
先週は多くの誕生日のお祝いを、ありがとうございました。

この週末は鎌倉にいて、家族や、わざわざ駆けつけてくれたソウルメイト達とゆっくり過ごすことが出来ました。いつも支えてくれて、有難うございます。

54年目の楠本修二郎、全く節目ではありませんが、、せっかくなんで所信表明しておきます。

20年前、未来は必ずコミュニティ化する社会が来ると信じてカフェを始めました。若い頃から未来予測者アルビン・トフラーに憧れ、世界を旅して、地球と同期しながら生きることを目標にしていた僕にとって、カフェ・カンパニーは、決してビジネス的なキッカケではありませんでした。。

C.A.F.E = Community Access For Everyone.

仲間と共に、日本にコミュニティ化のケーススタディをたくさんつくる未来への社会実験の場、言い換えれば僕らなりのイタズラ的?実践の場だ、なんてイキガってました。
だから人生設計なんてない。経営計画も必要ない。滑った転んだしながら、コミュニティ化への未来をつくっていくというチャレンジ、そして覚悟。それが、カフェ・カンパニー。


ただ、当然のことながら、店舗数が増えると今までのやり方で良いのか、迷いも生じたのも事実。やがてくる大きな変革のタイミングに、どう構えて、何を為して行くべきなのか。自問自答の日々をこの何年か、繰り返してきました。
その間にも、国内外の多くの世代を超えた友人達や諸先輩、そして誰よりも現場の若手社員メンバーの意見に勇気付けられてきました。


セレンディピティという言葉があるけれど、不思議なまでに偶然は必然のように繋がり、そしてそれは、強い意志の積み重ねによって生まれる。そういうことを周りの仲間たちとの大切な時間の中で実感したこの数年間でした。そんなことを繰り返しているうちに、僕達カフェ・カンパニーの真の意味での原点に立ち返ることが出来たように思います。


そう、今までと僕たちは変わらない。。
日本中、そして、世界中に、僕らのC.A.F.Eをつくり続けよう、というシンプルなミッション。。それが僕たちカフェ・カンパニーなんだ、と。
すると何だか気持ちが軽くなって、僕自身もそこからアイデアが彷彿となり、セレンディピティが織り成されていき、結果、それが未来に繋がる事業に繋がっていきました。


近年は僕たちの活動と理念がユニークだということで、かなり多くの海外からのお話を頂く機会が増えてきました。
そう、20年前、あの当時は、ただの変態チームだった僕たち。。だけど、多くのコミュニティが世界中で生まれ続け、そして大きなソーシャルパワーに育ってきている昨今、僕らだから出来ることにこだわって、新しい変化の時代を楽しんで頑張りたいと思います。


というわけで、結局は今まで通り、やり続けます、というなんのニュース性もない所信表明でした。。長々とお付き合い頂いてスンマヘン。。
54歳も頑張ります。よろしくお願いします。
以上!!

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