CAFE COMPANY

米村鮎

NEW GRAD

米村鮎

新卒

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その空間にいる自分を好きになってほしい。デザインのチカラってスゴイ

たくさん飲食店があるなか、そのお店を選んだ理由は、食べたいメニューがある以外に、"その空間にいる自分が好き"という方が多いと思うんです。内装やメニュー、インテリアなど、デザインって人の心に語りかけるもの。カフェにおけるデザインの重要性ってそんなところにあると思います。大学ではグラフィックデザインを専攻。就職を考えた時、デザインがどう社会に活きるかを考えながら活動をしていました。デザイン会社やテレビ局、広告代理店なども受けたのですが、実際にそのデザインに触れるエンドユーザーの顔が見えないという気づきがあって。もっとお客さんとの距離が近いデザインの仕事を探していたときに、カフェ・カンパニーに出会いました。ここで働きたい!と思ったのは、店舗、空間、食器やカトラリー、メニュー表、制服など、カフェのデザインに関わることを自社(インハウス)で行なっていたからです。同じ会社が運営しているのに、お店ごとにテーマもイメージも違う。デザインがもたらすチカラってすごい!と感じました。入社一年目は実店舗でサービスを担当。この経験は今でもとても役に立っています。例えば、お客様のバッグをカゴに入れたり、トイレや電話で席を外していたら、戻られるタイミングでコーヒーを出す。今まで感じていた心地良さは、お店の人の気遣いによって生まれていたことがわかりました。自分が手がけるメニューやポスターのデザインは、エンドユーザーであるお客様から直接言葉をかけてもらえるものではありません。でも、サービスの仕事を経験したことで、お客様が手にしたり目にしたりするものは全て自分の責任と感じながら仕事に向き合うことができています。入社して3日くらいは何もできない自分が情けなくて泣いてばかりいました(笑)それは仕事への悩みではなく、できない自分に対するイライラ。カフェ・カンパニーでは定期的に本部で面接があるのですが、それがわたしには息抜きの時間。話しているうちに感情的になっている時間はムダだと気づかせてくれました。だって、やらなくちゃいけないこと、覚えてなくちゃいけないことはたくさんあるから。本当の意味での悩みは、仕事を任せてもらえるようになってから生まれると思うんです。もちろん、そのときも1人で悩むのではなく、サポートしてくれる上司、仲間がいる。ここは人間同士がちゃんと体温を持って働く場所だと思います。

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自分の好きなテイストからはみ出すこと。その幅の広さを楽しみたい

SNSをやらないわたしですが、SNSにアップしたくなるカフェ、料理、空間、って何だろう、と考えることがあります。こんな感じかな?と、小手先のテクニックだけでつくるとそれは簡単に見破られてしまう。だからこそ、そのテイストが好きな自分に"なりきる"ことが大切。どういうライフスタイルでなぜ、それを好きと感じてくれたのか。常にアンテナを立てながら情報のインプットとアウトプットを繰り返すことで感性を鈍らせないようにしていきたいですね。 心がけているのは、デザイナーはアーティストではないということ。自分が好きだったり得意とするテイストはあるけれど、そればかりを誇示してはお客様が求める居心地の良さを表現することはできません。これまで30店舗以上を担当してきましたが、全てキャラクターが違う。クールなもの、リュクスなもの、ポップなものなどいろいろ。シュッとしたお店をデザインするときは、シュッとした自分になりきったり、かわいいテイストが求められた時はその空間に自分を投影させたり。振り幅の大きさを楽しみたいと思っています。

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はじめてなのに居心地がいい場所をつくる

ひとりでお茶をする、友だちとおしゃべりをする、カフェの利用シーンが異なるように居心地に対する感じ方も人それぞれ。全部のシーンに100点で返すのは難しいかもしれないけれど、求められたことにはデザインの力で応えていくことがわたしの仕事。食事をしっかり楽しむ方が多い店舗なら、メニューは詳細を省いてドーンとわかりやすいフォントで打ち出す。アレルギーに対応した料理なら詳細までしっかり書き記す。手法は違っても接客する現場のスタッフも、デザインをするわたしもお客様に居心地の良さを提供するという真髄は同じ。明確な指標は仕事をする上でとても大切だと思います。入社して3年。現在は台湾にオープンする新店舗に携わっています。これまではすでに決定したものをかたちにするポジションでしたが、今後はブランディングから携わり、ディレクションをしていくことが目標。そのためには引き出しもっと増やすことがわたしの課題です。"デザインとは、自己満足ではただのオタク。発信するオタクになれ"これは上司の言葉。はじめてでも心地いいと感じてもらえるスペースをつくるために、"発信するオタク"を目指していきたいです。

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