私たちは、創業以来、一店舗一店舗愛情をこめてカフェを創ってきました。
私たちは、かけがえのない大切な時間をカフェで過ごしてきました。
私たちは、カフェを通じて現代都市生活者にとっての大切な価値を育んできました。
私たちの仕事は「カフェのある風景」をつくりだすこと。
日本の現代都市生活がいつの間にか忘れ去ってしまった地域に根ざしたコミュニティを再生し、
活き活きとしたライフスタイルを提案し続けていくことです。
社名にもなっている「CAFE」は、単なるコーヒーショップを意味するものではありません。
「CAFE」=「Community Access For Everyone」
みんなが集まるコミュニティの場、という意味です。
「CAFE」は、街の食堂として、打ち合わせの場として、酒盛り場として、自分らしさを取り戻すリビングとして、人々がゆるやかに集い、つながりながら交流するコミュニティインフラです。
その場=「CAFE」を創ることが、私たちの仕事です。
「Think Global, Respect Local」
多種多様な地域の魅力を今一度見つめなおし、そこに息づく歴史や文化、伝統に最大限の敬意を払いながら、グローバルな視点から新たな息吹を吹き込み、新たな価値を生み出してゆくこと。グローバルとローカルが循環し、互いの良さを分かち合いながらその価値を高めてゆくこと。それは本質的な価値創造が求められる時代にあって、ビジネスひいては生き方において、とても大切なことだと考えています。
私たちは、「CAFE」を人と人との感性・共感コミュニティを創造する次世代に不可欠なインフラと位置づけ、みずみずしい情緒感あふれる地域社会の実現に寄与して参ります。
カフェ・カンパニーには、サービスマニュアルが存在しません。人生にマニュアルが存在しないのと同様「こういう時には、こうしよう」という正解は、その人との関係性、場所、時間、気温、天気など数え切れない多様な状況によって、その瞬間瞬間で変わっていくものだからです。だからこそ、私たちは全ての仕事において、クリエイティブでありたいと考えています。常に考えているのは、「私たちのお店に足を運んでくれた大切なお客様を笑顔にするために、今、この瞬間に自分たちができることは何か」。
店舗を創る時は、未来のお客様や、その場所に思いを馳せることがスタート地点。この街にどんな場所があったらいいだろう?そこでどんな時間を過ごせたら心地いいかな。心を込めてつくった料理をどんな風に盛り付けようか? 器は、カップは、グラスは?こんなお酒があったら、もっとうれしいよね。メニューブックのデザインはどうしようか?インテリアはこんな雰囲気がいいんじゃない?だったら、BGMは?スタッフの着ているユニフォームは?
そんな風にひとつひとつのディテールを細かに想像しながら創っていきます。企画、運営、設計デザイン、メニュー開発をはじめ、全ての部門を内在化しているのは、一切の妥協をしたくないから。それぞれの分野において、全員がプロフェッショナルであること。そしてクリエイティブであること。ワクワクしながら一緒に未来を創っていく個性豊かな仲間の集合体が、カフェ・カンパニーです。
食べることと旅すること=TABE<>TABIは、カフェ・カンパニーが大切にしている言葉の一つです。フードクリエイティブチームは、世界中を旅しています。
そこで出合った数々の料理からインスピレーションを受け、そのアイディアを独自のセンスで編集してゆくこと。生産者との交流によって出合った豊かな食材の数々の個性を活かし、どう美味しくいただくかを考えること。素材を選び、試作を重ね、器を選び、魅力的に盛り付け、お客様の口に入るまでをデザインすること。
それがカフェ・カンパニーのメニュー創りです。メニュー開発に携わる各ジャンルのエクゼクティブシェフを中心に、お客様の"おいしい笑顔"に出合うために、日々新たな一皿を創ってます。
カフェ・カンパニーには、コーヒー選定の3つの基準があります。
この基準は、現在カフェ・カンパニーの代表とコーヒーを専門に担当しているスタッフが豆の買い付けで生産地を訪ね、そこで修行を積んだ際、生産者との間で交わした約束でもあります。今日もお店では、この基準のもとで選定した豆を使い、ドリップコーヒーからエスプレッソドリンクまで、様々な形で提供しています。
"From seed to cup"
一杯のコーヒーが辿ってきた旅に、思いを馳せて。