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【CEOブログ】触れる地球

僕の、まだまだ、見果てぬ夢。
それに一歩近づく凄いニュースを皆さんへ。

お世話になっている竹村真一さんが10年の年月をかけて創られた『触れる地球』の普及版がJVC Kenwoodさんによって完成し、一昨日そのローンチパーティに行ってきました。
ちょっと挨拶スピーチさせて頂く機会もあり、その際にも申し上げましたが、
この素晴らしいプロダクトは決してデジタル地球儀という言葉では表現できない、
次世代の地球人にとっての無限の可能性を秘めた21世紀OSとでも言うべきものです。

竹村さんはこうおっしゃいます。
「僕たちが毎日食している日本食は、ノルウェー産のシャケだったり、

アルゼンチン産の大豆だったり。つまり地球中を食べ、地球中を飲んでいる。
そんな地球時代の子供達が未だに大航海時代に出来たメルカトル図法という世界地図で学んでいるのはおかしい。」
「グローバル時代の発想は、GLOBE(球体)で見なければならない。
地球が球体であるという認識を共有し、地球ビジョンをつくっていきたい。」
確かに平面的な地図で世界を見るのと、球体で世界を見るのとでは、全く感覚が変わるのを実感します。
平面的な世界地図には必ず『中心』と『辺境』が存在してしまいますよね?
イギリス人はグレートブリテン島を真ん中に。だから日本は極東、という位置づけになっちゃう。
逆に日本人は日本を真ん中に。だからついつい「自国as No.1 」の発想になりがち。
でも、球体でみると、どこにも地球の中心なんて存在しません。
誰かが誰かに打ち勝つ、ということではなくて、
球体を覆う太陽や大空のように、丸ずっぽ包み込み、共有して、ある方向に導いていく感覚が大事かなと。。。
大気汚染の現状を見ても、中国からのPM2.5だけでなく、東欧などいろんな地域から排出される汚染物質は、

もはや恒常的に北半球をぐるぐる、ぐるぐる、徘徊しているのが分かります。
それから、宇宙のこと、何も分かってなかったのも実感!
直径約80cmのこの地球で見ると、僕たちが毎日見上げる空はわずか1mm、スペースシャトルはたった2cmのところを回っています。それに対して月は何と20mも離れてるらしいす(−_−;)
そう考えると、はやぶさが如何に偉業だったか。。。
いろんな研究機関からデータベースを共有しているので、
グリーンランドを飛び立ったつがいの鳥たちが南極のプランクトン増加を目指して旅する素敵なランデブーも辿ることができますよ!

長々書きましたが、本当に、本当に、素敵な叡智です。
まるでドラえもんのような存在。。。どことなく似てるし。。
20世紀のOSは窓つまりWINDOWSという二次元のものでしたが、
次の時代は球体という三次元OSになっちゃうな、こりゃ。
触れる地球については、こちらのサイトに詳しく載っています。
http://www.tangibleearth.org/
僕がカフェを始めた時に夢見てたことの一つは、世界中のイケテルカフェを全てネットワークで繋ぎ、地球コミュニティを創り上げていくこと。こんな素敵なネットワークで世界のカフェを繋げたらめちゃ面白い!!
竹村さん!ビバビバ。。
あ、お土産に地球チョコ頂きましたー。。
素敵すぎて、食べられません^_^。。。

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